底の変換公式の直感的理解
底の変換公式の直感的理解について
底の変換公式
証明はできても「当たり前」という感覚がこれまで自分の中になかったのですが、何となく理解できた気がしたので下に記します。
直感的な理解
下図に示す通り、 を 個掛け合わすと になり、 は を 個掛け合わさせたものです。
また、下図に示す通り、 を ではなく の積で表すと が 個掛け合わされます。
以上をまとめたのが下の図です。
が 個で1つに相当するので、
これは底の変換公式そのものです。
まとめ
説明ナシでも初見で底の変換公式を直感的に理解できる人もいるのでしょうね。。。
Kyash Card はクレカ苦手民的に最高だと思う件
Kyash Card はクレカ苦手民的に最高だと思う件
Kyash Card はクレジットカードを使うことに抵抗がある人にとって、最適なキャッシュレス手法だと思います。
特に下記の3点がいいと思いました。
- 使用感が現金に近い
- 使える所が多い
- 家計簿アプリとの連携が優秀
※1 本記事はクレジットカード使用に抵抗がない人にとって無価値かもしれません。
※2 ただの Kyash ユーザの感想です。正確性は期待しないでください。
そもそも Kyash とはなんぞや
Kyash はプリペイド型の電子マネーで、スマホアプリ上で残高管理できる Visa カードだと思ったら大体合ってると思います。バーチャルカードの他、物理カードも発行できます。
ずぼらでごめんなさいですが、詳細が気になる方は☟の公式サイトをご覧ください。 www.kyash.co
現金に近い使用感
Kyash はプリペイド型なので、事前にプリペイドカード(物理実体は必ずしも無いですが)に現金をチャージしておきます。お買い物をする度にプリペイドカードの残高が減ります。
Kyash は、クレジットカードやデビットカードのように銀行口座から直接お金が引き落とされるわけではありません。
またクレジットカードとは異なり、買い物をする度に残高が減っていきます。
自分はクレジットカード決済が個人的に苦手なのですが、その点 Kyash はお財布に現金を入れておくのと同じような安心感があります。
スマホアプリ上で残金をいつでも確認できますし、チャージもスマホアプリ上で完結できて便利です。
以下は補足です。
- 銀行口座からの振替、現金での入金、どちらもできる 選べる入金方法 - Kyash
- Visa プリペイドカード(物理カード)を発行できる 選べるカードタイプ - Kyash)
- Kyash ユーザ間での送金ができる(このために Kyash ユーザを増やしたい) Kyash - お支払いもお金の管理もかんたんに
使える所が多い
Kyash には Kyash Card, Kyash Card Lite, Kyash Card Virtual の三種類がありますが、ここでは一番便利だと思う Kyash Card を使うことを前提として書きます。
まず、Kyash Card は Visa プリペイドカードと同様の振る舞いをします。そのため、Visa が使える所では大概つかえます(一部使えない場面もある)。
これだけで相当の店舗でキャッシュレス決済できます。スーパーマーケットなどでは、キャッシュレス決済はクレジットカードのみの店舗も多いですが、Kyash Card があれば Visa で支払うことができます。(個人的には、業務スーパー、メガ・ドン・キホーテ、ヨークベニマルでキャッシュレス決済できるのが嬉しい)
加えて、Visa で入金できる他の電子マネーも使えるようになります。例えば自分の場合、PayPay のクレジットカード払いでも Kyash Card を使っています。PayPay で支払うと Kyash の残高が減るわけです。また、Google Pay に登録しておけば QUICPay としても使えます。きちんと調査していないので断言はできないですが、モバイルSuica 等々、Visa のクレジットカードで入金できる電子マネーには基本的に対応していると思います。
アマゾン等、オンラインでお買い物するときも同様です。Visa カードとして Kyash Card を登録できます。Netflix の料金の支払いにも使えるそうです(Amazon Prime の料金支払いに使えるかは未確認だが、使用可能とする情報源もアリ)。
Money Forward との連携が優秀
自分は家計簿をアプリ(Money Forward)で管理しています。家計簿アプリによっては、様々な決済サービスと連携して、使用日や金額、用途を自動で記録してくれます。
Kyash を家計簿アプリと連携させておけば、お金の出入りが自動で家計簿アプリに送られて非常に楽です。現金の場合の様にレシートを読んで入力する必要がありません。
また、記録される内容も優れています。例えば、SUICA の場合、金額は記録できても利用用途が正確に記録されません(これは家計簿アプリではなくSUICA側の仕様によるものと思われる)。
他にも(2023/03/25現在)paypayで支払うと Money Forward に記録するためには多少手間がかかります(①会計の度に共有ボタンを押すことで決済結果画面を Money Forward に送信、②Money Forward が画像から明細情報を自動で読み取る、③読み取り内容が正しいことを確認し適宜修正する)。しかし Kyash であればそのような手間を省けます。なお、PayPay のクレジット決済用に Kyash を使った場合でも、Kyash 側で家計簿アプリと連携してくれます。
自分は Money Forward 以外の家計簿アプリの事例は不明ですが、少なくとも Money Forward ユーザの自分としては、ストレスなくお金の利用明細が自動的に記録することができて、すごく楽です。
まとめ
世のキャッシュレスの波についていけない同胞の皆様、クレカ苦手勢の皆様、キャッシュレス界のお財布として Kyash Card 、おすすめです。
こんな電子マネーが欲しい
クレカを好きになれない人のための電子マネー
気分は現金払い、利便性はSUICA以上
そんな電子マネーが欲しい。ということで条件を6つ挙げてみました。
物理カードで支払えること
充電切れが怖いので物理カードが良い。現金は充電切れしない。
レジでの支払い速度がSUICA並みであること
クレカを機械にさしてポチポチしたり、QR提示して読み込んでもらったりするのは時間がかかるし面倒なのでよくない。
後ろの人を待たせるし、店員さんに手間かけさせるのもよくない。
家計簿アプリとの連携
自分はマネーフォワードを使っているのですが、簡単に利用明細を他のサービスで利活用できるようにしてほしい。
ちなみにマネーフォワードの場合、paypayは決済明細をいちいちExportが必要で面倒。Exportしたデータも金額や利用店舗情報が間違っている場合がある。SUICAの場合は一気に明細をマネーフォワードに送れて便利だが、その中身が「物販」等みたいなスカスカな情報だったりするのが改善の余地ありと感じています。(現状)
紙やエクセルで家計簿つけてる人に向けて、CSV出力とかTXT出力もできると喜ばれそう。
スマホ上で銀行口座からチャージ可能であること
わざわざチャージ機まで行くのは面倒。いざというときに近場にチャージ機がない場合も考えられるし、今すぐチャージしたいときもあるはず。(自分はレジに並んでいる最中に、PayPayのチャージをよくします。計画性の欠如。)
使ったことないけど楽天Edyとかは物理カードにスマホアプリからチャージできるという噂を聞いて、いいなと思います。
その際、クレカからではなく銀行口座からチャージできてほしい。クレカが好きになれないので。
なお、スマホ使いこなすのが難しい層にも配慮して、チャージ機やレジでのチャージもできたほうがいい。もっと言えば、そのような層の人からすれば、銀行ATMで物理カードに直接チャージできる仕組みがあったほうが良いと思う。完全なるお財布感覚を実現する。
スマホアプリと連携すればチャージもできて便利だよ、というスタンス。
利用可能店舗が多い
あたりまえですが、使えなかったら意味ないので。
山ほどある他の決済サービスに対するプラットフォームとして設計できれば最高と思いますが、技術的に可能か分からない。
個人間送金可能であること
できたらうれしい。物理カードだけでこの機能を実現するのは無理なので、これはスマホアプリ上でできればOK。
(paypayでしか個人間送金したことが無いので、それ以上のイメージを持っていない)
まとめ
物理カードを主体として、チャージだの送金だのといった拡張機能を使いたい人はスマホアプリも併用するという感じ。
上の条件だけでは電子マネー関連の情報感度が高い人や、ポイント還元へのハングリー精神が旺盛な人には刺さらないかもしれませんが、自分はうれしいです。
現金払いの安心感を守りつつ、電子決済の便利さも欲しい、そんなズボラな自分にぴったりな電子マネーを開発してくださる方いませんか。
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デバイスの機能の進化について
デバイスの機能進化について考えました。可能な限りその方向性も予想します。
高次な機能って??
機能進化とは機能がより高次なものへと進化することです。例として、通信が4Gから5Gになる、顕微鏡の分解能が上がる、ラジオ→テレビに発展する、など挙げられます。こうした進化は大きく2つに分類できると思います。それは改良と発明です。(急ごしらえで作った当ブログ限定用語です。もっといい名前を募集します。後で補足しますが、分類が困難な場合もあります。)
改良とは
物事の性質を評価するとき、我々はいくつかのパラメーターを利用します。たとえば人間の容姿は「背の高さ」「鼻の高さ」「目の大きさ」など様々な観点から評価されます。同様にスマホの性能は「画面サイズ」「重さ」「充電速度」などの評価軸を利用します。新型のスマホであっても既存の評価軸で旧式スマホと比較できます。このように、従来と同じ価値基準で評価できる機能の進化を「改良」と呼ぶことにします。
発明とは
今までの評価軸では性能を示しきれなくなる進化のことを「発明」と呼ぶことにしました。最たる例は、ラジオという「音」のデバイスからテレビという「音」+「映像」への進化です。音質・音量など、音に関する価値基準だけではテレビの性能を表しきれません。画質など、映像に関する評価軸も新たに必要なのです。
このように発明は新たな評価軸を導入しますが、新しい評価軸を追加したからといって価値あるものになるとは限りません。例えば、ラジオにオルゴールが内蔵されたとします。ラジオが「オルゴールの素晴らしさ」という新しい評価軸を得ても大した価値はないでしょう。新たな評価軸の導入は、価値の有無と別問題なのです。(良い例を思いつく方、コメントお願いします!)
一般的な機能進化の展望
ここから本題ですが、発明にせよ改良にせよ「価値」あるものが世に広がります。今後を予想するには、どんな機能に価値があるかを考える必要があるわけです。「価値」を一般的に表すのは困難な一方で、ひとつ明らかなのは「みんな面倒なことはキライ」ということです。
労力が減る方向へ
同じ結果をもたらす道具、AとBがあったとします。もしAがBより楽ならば、ふつうは楽なAを選びます。すなわち、機能は面倒なことを減らす方向に進化します。鉛筆を削るのが面倒となればシャープペンシルが登場するわけです。(用途によってはシャーペンが不利な場合もあるため鉛筆は絶滅しない。)この過程では「労力」という評価軸で改良されていきます。そうなると労力の定量化が極めて重要ですが、定量化の手法は難しくて困っています。
まとめ
機能進化には改良と発明がある。予測は困難だが、恐らく手間を減らす方向に進化する。価値と労力について更なる考察が今後の課題。
ちなみに
パソコン、携帯、スマホ、と機械が凄いスピードで進歩していくので、近いうちに時代に取り残されるんじゃないか、と少し心配な今日このごろです。(インスタすらやってない時点で既に取り残されてるのか...?)
目指すべきは改良と発明のどっち?
改良・発明どちらも一長一短です。改良は進むべき行き先が分かり易い利点がある一方で、他との差別化が大変です。発明は新たな評価軸の発見が困難ですが、技術・権利の両面で有利になります。改良に注力して他に真似できない領域まで各評価軸を洗練するのが1つの手です。しかし、改良のみでは他者に追いつかれる場合は発明せざるを得ません。どれほど強みの分野だとしても、長い目で見ると発明は不可欠だ思います。
これって改良?発明?
改良・発明の分類は実際のところ困難です。例えば顕微鏡の分解能が上がる進化は、「分解能」のみに注目するなら改良です。しかし、光学顕微鏡から電子顕微鏡への進化も改良だというと反論に合うでしょう。分解能という観点のみで考えれば改良なのですが、それ以外の評価軸を考えると発明になるのです。電子顕微鏡は元素分析もできたりしますが、その評価軸を光学顕微鏡に適用することはできません。改良か発明かで意見が割れるとき彼らの見ている評価軸にはギャップがあります。そのギャップは知識や経験に左右されることに要注意です。電子顕微鏡の知識が無ければ光学顕微鏡→電子顕微鏡は「倍率が上がる」という改良にしか見えないのです。一方で知識のあると様々な評価軸が見えるので、発明に見えるはずです。(自分はニワカなのでほとんど改良にしか見えていない。)
発明で気を付けること
発明するときには「自分でも気づかぬ内に改良をしていた!」という事態に注意が必要そうです。開発が進むにつれ知識が付いて、一般人とは認識にギャップが生じます。詳しい人には大発明だが、一般人には微々たる改良にしか見えない事態になります。これを避けるには常に消費者を意識することが必要です。目安として「消費者がその製品に新たな普通名詞をつけるか」自問すると良いと思います。(普通名詞とは電話、鉛筆など一般的な名称のこと。)
デバイスの形状の進化について
未来のデバイスの形状
未来のデバイスの形状がどうなるか、思い付きで根拠のない予想をしました。あたりまえの内容も多いですが、意外と意識してないことだと思うのであえて文章化しました。語彙力の都合でデバイスと書きましたが、電子機器に限らない一般的な予想のつもりで書いてます。予想と言えるようなクオリティーではないな、と書いてて正直思いましたがせっかく書いたので公開します。もしよろしければお読みください。
デバイス進化の傾向
デバイス進化には大きく分けて2つに分けれると思います。ひとつは機能進化、もうひとつは形態進化です。(形態も機能の1つとも考えられますが、あえて分けたいと思います。)
機能進化
機能進化とは、デバイスに対して新規な機能が追加されたり、より高度な機能に発展していくことです。4Gが5Gになるとか、顕微鏡の解像度が上がる、とかそういうのです。ラジオ→テレビのような革新もここに分類することにします。機能進化としては、より「高次」な機能が実装されていきます。どのような機能が一般に高次であるのかを考えるのは面白いと思いますが、難しいので今回はパス。
形態進化
形態変化とは、デバイスのサイズが小さくなったり柔軟性が付与されることによって、便利な形態に発展することです。軽量化も形態変化に含めることにします。ご存知の通りコンピュータのサイズは、どんどん小さくなってノートPCやスマホに進化してきました。今回はこの「形態変化」に注目します。
で、具体的には?
今回は形態変化に関して考えました。ひとことで言うならば、利用場面が増えるような形態変化をしていくと予想されます。あたり前やんけと思った方、ごめんなさい。
①取りあえず小型化
デバイスの進歩の方向性に困ったらとりあえず小型化しておけばOKみたいなところがあります。小さければ小さいほどデバイスの利用場所が広がるのでデバイスの価値が高まるはず。
②軽くなる
小型化とほとんど同じですが、軽ければ持ち運びやすいので利用場所が広がります。密度の問題もあるので小型化と並行して進むとは思います。
③柔らかくなる
「柔らかい」ということは「形を必要に応じて変えられる」とも言い換えられます。たとえば柔軟だと、クルクルっと巻いてコンパクトに収納できます。小型化、軽量化に引き続き利用場所が広がるということです。キーボードなどの小さすぎても困るものは、適宜コンパクトになることが望ましいですよね。また、柔らかいと対衝撃性能も高まりそうなので一石二鳥。究極的には固さも調節できるようになるかもしれませんが、実現は難しそうです...
④伸縮性アップ↑
イメージは風船です。伸縮性が極まればデバイスの体積は自由自在になります。形状に関する制約も消滅します。「柔軟」と似ていますが、柔軟なだけでは体積は変わりません。サイズや形が自在になれば、ポケットにパソコン(スマホではない)を入れて持ち運べるようになります。集積回路や画面の伸縮が特に難しそうですが、克服した暁には面白いことがいろいろできそうです。
⑤形状の喪失
ぶっちゃけた話、VRやらARの登場によってモノの形は意味を失いつつあります。電子レンジや冷蔵庫のように物理的実体が必要な場合もあります。しかし仮想空間上に存在するだけでよいものもあります。おっさんでも仮想空間上では美少女になれるように、自然の摂理に縛られる必要はありません。(仮想空間を表現する装置の制限をのぞけば)可能性は無限大です。キーボードや電卓など触感が重要なデバイスは物理的実体をしばらく保つと思いますが、いずれは代替システムによって克服されるはずです。
まとめ
小さく・軽く・柔らかく・伸びるようになる。けもみみのおじさんが世界を支配する。
ちなみに
何でこんな記事を書いたかというと、先日引っ越ししたんですが、物の量に嫌気がさしまして、一切合財小さく軽くなれと思ったからです。中でも書籍は重い上にかさばって大変だったので、やっぱり電子書籍に移行すべきか?と思いました。スモールライト使って全家財をカバン入れたかったです。カバンひとつで何処へでもすぐに引っ越せるような生活が夢なんです。(物を捨てろ)
交通系ICカードの進化の余地について
交通系ICカードに対する無責任な要望
キャッシュレス社会に向けてQR決済なども話題になっていますが、個人的に、交通系ICカードが一番よいと思っています。
私はSUICAやICOCAなどの交通系ICカードの原理やその普及に関する専門家ではありません。単に一人の利用者として、こうなったらいいのになぁという思いを無責任に書き連ねているだけです。ですから、これから書く内容には「原理的に不可能なこと」や「見当違いな意見」が含まれている可能性が高いです!ぜひ読んで間違いを指摘してください!
なお、ここからは交通系ICカードを代表して「SUICA」と書きます。SUICAと書いて交通系ICカードと読んでください。SUICAに思い入れがあるわけではないです。(私はICOCAユーザ)
交通系ICカードに対する要望
端的に申し上げて、SUICAは次の4つを実現させるべきです。
①屋台やストリートミュージシャンでも使えるレベルまで加盟店を増やす。
②ATMでのチャージ機能を普及させる。
③高額なチャージ限度額を選べるようにする。
④カード間送金デバイスを普及させる。
まず長所を考える
一言でSUICAの利点を表すならばその簡単さでしょう。財布から小銭や紙幣を選んで取り出す作業がカットされて便利です。
SUICAの利用範囲の広さも便利です。現在は関西でもSUICAが使えます。コンビニなど45万を超える提携店舗でも利用できます。(参考 https://www.jreast.co.jp/investor/factsheet/pdf/factsheet_06.pdf)
SUICAは「現金を入れるもの」という意味で財布と似ています。SUICAを落とすとチャージしたお金を失います。しかし逆に言えばチャージ額しか失いません。クレジットカード等と比べて私は安心感を覚えます。
もっと便利にするためには?
これらの長所を踏まえるとSUICAがさらに威力を発揮するためには
①もっと手間を省く
②使える機会を増やす
③安全面を確かにする
これら三つが重要だと考えられます。これらを実現する手段としてとして冒頭の4つを考えました。それぞれ説明をします。
①加盟店を増やす
SUICAの加盟店は今までも増えていますが、ぜひ今後とも利用できる機会を広げていただきたいです。理想的には、任意の店舗で利用できると好ましいです。高校の文化祭の模擬店ですらSUICAを使える、そういう勢いで展開できるようになっていただきたいです。QRコードをプリントするだけで良いQR決済などと競合するためには相当の工夫が必要になると思います。大規模なシステム改修も必要になるかもしれません。しかしながら、いつでもどこでも使えるようになるべきです。
②ATMチャージ
SUICAの最大の手間は「チャージ」です。チャージ機まで財布を持って行かねばならないのは手間です。これを解決するためにATMから直接SUICAにチャージできるようにしてほしいです。そうすれば、ATM→現金→SUICAではなくATM→SUICAになり、手間は半減どころではないと思います。
モバイルSUICAのように、インターネット上でのチャージも考えられますが、自分は小心者なのでウェブサイトに口座情報を入れるのを少しためらいます。インターネット上でお金を払うのが怖いだなんて、社会から遅れすぎでしょうか。しかし、自分は全てのフィッシングサイトや偽メールを見分けられる自信がありません。見分けられたとしてもハッキングに対する備えが完璧になることはあり得ません。心配性かもしれませんが、こうしたリスクが私には大きく思えるのです。セキュリティ及び安心感を高めるという意味でも、ぜひ各銀行と協力してATMでのチャージを普及させてほしいのです。
③上限額を選べるように
SUICAを使える機会を二万円という上限額が制限しています。というわけで、自分は10万・5万・2万みたいに複数の高額限度額を選択できるようにすべきだと考えます。大は小を兼ねるので高額のものだけでも良いです。限度額が低いとチャージ頻度が高まるので利便性が落ちます。
④カードからカードへの送金を簡単に
SUICAをチャージするには駅やコンビニなどチャージできる場所まで行かねばなりません。この手間を省くためにカード間送金を提案します。もしカード間送金が簡単にできれば、高額用SUICAと普段使い用SUICAの二枚を用いることで便利になります。つまり、一方のSUICAにATMからまとまった金額を引き下ろしてきて、もう一枚には必要に応じてそこからチャージするのです。
理想的にはカード間送金デバイスを一家に一台、最低でもコンビニなどでは使用できるようにしたいところです。厳しいとは思いますが、ぜひ実現させてほしいです。
現金無しでチャージできる場所が沢山あれば、カード間送金デバイスの必要性は下がりますが、SUICA利用が普及するにつれてカード間送金の需要が増えると予想されます。
現金が介在しない世界
上記の4つが実現すると、現金なしで生活できるようになります。ATMで高額用SUICAにチャージし、もう一枚の普段使い用SUICAの残高が減ってきたら高額用SUICAからチャージ。高額用SUICAの残高が減ってきたらATMでチャージ。こうなればSUICAは新たな「通貨」となります。両替したり、枚数を数えなくてもよい「通貨」です。現金と比べてリスク・使い方ともに大きくは変わらないので、高齢者にも分かり易いのではと思います。
課題
これらが仮に技術的に可能だったとしても、SUICA読み取り機・ATMの機械・カード間送金デバイスこうした新たな機械が大量に必要になります。これらを普及させるのは大量の資金が必要そうです。ですから、既存の技術のみで実現できるQR決済と勝負するのは大変かもしれません。
まとめ
交通系ICカードが次世代のお金として覇権を握るべく実施してほしいことは、冒頭にも記したように以下の四つ
①屋台やストリートミュージシャンでも使えるレベルまで加盟店を増やす。
②現金をもってチャージ機に行かずに済むように、ATMチャージ機能を普及させる。
③高額なチャージ限度額を選べるようにする。
④カード間送金デバイスを普及させる。
課題として技術的・資金的問題が予想され、他の決済方法と競争するのは大変かもしれない。
以上です!間違っている点・感想・その他ありましたらぜひコメントお願いします。(なお蛇足ではありますが、この記事は標準化の歴史を考える中で思いついたことです。)
HeyTeaブログ開設
ごあいさつ
はじめまして、こんにちはHeyTea(ヘイティー)です。
「標準化の歴史」と題した動画をyoutube・niconico動画に2018年末に投稿しました。
(第一回のリンクは下の方に貼ってあります)
予想をはるかに上回る再生がされているみたいで感激です。 視聴してくださった方、広告してくださった方、ありがとうございました!
twitterに加えてブログまで始めてしまいました。もしよろしければどうぞ!
なんで「標準化の歴史」なんて動画を作った?
標準化は仕事の効率化と密接にかかわってます。普通に考えて、標準化を語る者は効率化のノウハウを知っていて当然でしょう。ですから僕自身はきっと仕事のできるヤツと思う方もいらっしゃるかもしれませんが(いないかもしれないけど)、僕は効率とは無縁です。すみません。なんなら「効率的な仕事」が苦手という自覚があります。テキパキ動ける人を見て「オォすごい」と感嘆する側の人間です。でも非効率だからこそ、効率化する技術に興味があります。「仕事の効率ってなんなん?」「どうやったら効率化できるん?」という僕自身の疑問を解決したい。そんなわけで先人の知恵を知るべく「標準化の歴史」を調べています。そしてそれをシェアすれば僕のように「オォすごい」と息を漏らしている陣営の方々にも多少の意義はあろうと考え、動画化に至りました。
youtu.be↑youtubeで投稿している標準化の歴史第一回
じゃあこのブログは何なの?
動画には構成上、細かな話や根拠ない考察など省かざるを得ない内容がありました。その中には仕事の効率化とは関係ないこともありますが、それはそれで面白い内容もありました。ですからこのブログは編集後記や補足に相当するものとして書きたいと思います。(格別に面白いことは無理やり動画にねじ込ませて頂きます)
www.nicovideo.jp
↑niconico動画で投稿している標準化の歴史第一回
標準化すればいいってもんじゃない
仕事をテキパキできる人に感嘆し、標準化技術に興味を持つ様になった。これは事実ですが、一方で何でも標準化すれば良いとは思いません。標準化がうまく機能する場面と不適切な場面があります。ただ、これはあくまで直感的な考えであって、まだこれを上手に書き表せていません。なんなら「標準化」という言葉も定義せずに使ってます。いろいろ思うことはあるんですが、「バシィッ!」とくる定義が用意できていませんので、いまは辞書的な意味に留めさせていただきます。明日の私に期待します。
方針
定期的な更新やトレンドをとらえた執筆が僕にできるとは思えません。(なんせ効率とは無縁ですから!)ですが面白いと思っていただける記事を書きたいと思っています。少なくとも僕の自己承認欲求&不労所得への探求心が満たされるまでは不定期にでも更新いたします。(不労所得の夢をかなえてくださる方は https://ofuse.me/#users/8657)動画化してほしい事案など動画に関する要望などありましたらコメントお願いいたします。